『平成から令和へ』雑感つれづれ

平成最後から令和元年へ変わる体感ブログ

万葉集ゆかりの地を巡る

 

新元号「令和」から万葉集がブームに!

そして新元号発表から初めての週末。

万葉集が注目されて本が飛ぶように売れているなか「万葉集ゆかりの地」も話題になり興味を持つ方が殺到していると報道されていました。

 

新元号「令和」の出典

『初春の令月(れいげつ)にして気淑(きよ)く風和(やわら)ぎ、梅は鏡前(きょうぜん)の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫らす』

 

この「梅花の歌」が詠まれた梅花の宴、それを催した邸宅跡と言われているのが福岡の坂本八幡宮だそうです。

現在注目が集まり、坂本八幡宮の周辺は来訪者の車両で渋滞するほど、参拝には長蛇の列…とかなり人気で来訪者が激増している様子です。まだまだブームは始まったばかり、しばらくは混雑しているのではないでしょうか。大宰府政庁跡を挟んでほど近くの「大宰府展示館」には「梅花の宴」が催された様子を博多人形で再現したジオラマがあるそうです。

坂本八幡宮近くの「大宰府天満宮」は全国的に人気の観光地で学問の神様として有名ですが神紋が梅紋だそう。

今回話題になり注目され来訪者が殺到しているようですが、周辺地域の活性化にも繋がりそうですね。

 

他にもゆかりの地は奈良に多くあり、こちらも来訪者が増えているらしいです。

万葉集の歌で詠まれた奈良県内ゆかりの地をまとめると、

・平城京跡

・平城京前に都だった藤原京

・飛鳥

・佐保川

…など

その他多くが詠まれているとのことです。

佐保川沿いの遊歩道には万葉歌碑が幾つも建っていて昔の面影を残した自然豊かな風景を歌碑と共に楽しめるそうです。

その万葉歌碑を建てたのが万葉研究家の「犬養孝」氏。日本文学家で全ての歌の地を訪れ研究に生涯を捧げ、その土地の景観保存にも尽力したそうです。そのお陰で現代でも万葉景観が残されその雰囲気を味わえるのでしょうね。

ゆかりの地である奈良県明日香村には資料を展示した「犬養孝万葉集資料館」があります。こちらも注目が集まりますね。

 

来月、福岡へ行くので混雑具合にもよりますが…坂本八幡宮や大宰府へ訪問したいと思います!