「令和」の出典で話題になっている万葉集。ブームが到来?!で書店でも一日に数十冊売れた…など話題になってますね。
『初春の令月(れいげつ)にして気淑(きよ)く風和(やわら)ぎ、梅は鏡前(きょうぜん)の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫らす』
万葉集は日本最古(飛鳥時代~奈良時代)の和歌集で約4500首(20冊)あり全国の和歌を編集したものだそうです。編集した人物や成り立ち等はまだまだ謎が多いそうです。
特徴をまとめると、
・全国各地で詠んだ歌
・様々な身分の人達それぞれが詠んだ歌
・内容は生活の事、人間関係や食べ物
その土地独特の表現で詠まれているものや、恋愛等の内容もあるそうです。当時の暮らしぶりが分かるものなんですね。
新元号発表から注目が集まり、書店では売り切れが続出し各出版社で万葉集関連本は重版決定だそうで。電子書籍が増えている今、出版業界にも影響が大きいですね。
やはり万葉集を電子書籍で読むよりリアルな紙の本で読みたいです。
かつて学校で習いましたが…ほとんど覚えていないです…。今改めて読んでみたい!と思う人がいるのも納得です。
万葉集がブームになるのは「令和」の時代への期待感、新しい時代を前向きに味わいたいというポジティブなもの。
明るい「令和」の時代を望みます。